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タイトルフォーラム再開記念:生ハムの作り方
記事No37
投稿日: 2008/01/13(Sun) 10:29:12
投稿者むらなか
 ちょっと凝って、生ハム作りを紹介します。市販のものより塩分が少ないので、保存食というよりは生ものに近いです。

パンチェッタ、生ハム、ヒレハムの作り方〜乾塩法

■スパイス
肉1sあたり
◎粗塩35g 赤砂糖10g
◎黒コショウ大さじ1 (挽きたて推奨)
○コリアンダー大さじ1 (挽きたて推奨)
◎ブーケガルニ 1〜2g 
◎オールスパイス小さじ1/3
◎セージ小さじ1
○パプリカ小さじ1
○ナツメグ、クローブ少々
◎ローレル6,7枚(手でもんで砕く)

 ◎必須:○オプション ほかにタマネギ、セロリ、洋酒なども面白そう。
  塩・こしょうだけでもそれなりの味にはなる。

※パンチェッタ(ばら肉)には、さらに粒のクローブ4〜5粒加える
生ハム・ヒレハムは肩ロース推奨、漬け込み前に脱水シートで一日水抜きするとなお良い

■香辛料をビニール袋に入れ、肉を入れて揉み込む
 肉に穴を開ける必要など無し(良くフォークでつつけとか書いてあるが)
そのまま冷蔵庫で一週間漬け込み

■塩抜きは、倍量の水で4時間行う。漬けておくだけで特に何もしていない
 夏は水を冷やしておく&冷蔵庫(野菜室)で塩抜きする
 塩抜き後は布巾などで水気を取り、脱水シートで一日水抜きする

■燻製は冷燻法で行う
薄手の蒸し器を使い、上のすのこを逆さまにして、さらに上を鍋で蓋する
燻材はサクラとヒッコリー等量、ローレル、ブーケガルニ少々
ベーコンの場合は、クローブ数粒も入れる
蒸し器を火に掛け、うっすら煙が出てきたら素材を乗せて鍋で蓋する
煙の出具合を見て、火を止める。すのこが触れる程度より熱くなれば良くない
10分程度煙を絡める。上の鍋を開けた時煙量が少ないようなら再度燻ずる
上の鍋が温まっている感じなら、冷めるまで待って行う。
本格的にやるなら55〜60℃で数時間行うが、専用の燻製装置が無いと無理かも

※ヒレハムの場合は、燻製の必要なし。表面に粒マスタードを振ってラップに包む。
すぐに食べても良いが、ラップに包み冷蔵庫で数日熟成させる。
ラップで包む前に、表面をウオッカなどで拭いておくと良いかもしれない。
長く保存する場合は冷凍する。