タイトル | : 2006/08/02■133 八月の濡れた馬鹿 |
記事No | : 233 |
投稿日 | : 2013/10/05(Sat) 16:33:55 |
投稿者 | : 管理人 |
[うっかり] あら,7月下旬(2)を書くつもりだったことをすっかり忘れてた.もう8月じゃん. 今日「ダカーポ」を買ったら,連載コラムの殆どがいきなり最終回だったのでちょっと吃驚した.コラム本文で断っているものもあれば,欄外に小さな文字で断っているものもある.今のまま残るのは金田一秀穂の「ことばのことばっかし」と,魚住昭らのリレー連載「メディア時評」ぐらい.川端幹人と吉田司の執筆は続くようだが,内容はリニューアルするらしい.でも,本誌全体としてはリニューアルするぞ!という雰囲気も宣伝もなく,次号予告はごく地味...一体何があったんだろう? まぁ,ここ数年,紙面はマンネリだったから,テコ入れがあっても不思議はないが,それにしても突然って感じ.「噂真」が今もあったら,舞台裏をすっぱ抜いてくれたかも知れないけど. 因みに,俺が定期購読してる雑誌は「ダカーポ」と「テレビブロス」のみ.昔はこれに「噂真」と「シティーロード」の2誌も加わってた.偏向してるな. 映画はゴア・バービンスキー監督『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』を観たぐらいだけど...何だ,「つづく」で終わりか? え,三部作? 完結編は来年のGW? デップの楽しげな馬鹿演技とか,怪奇タコ男とか,転がり落ちてく水車の上での三つ巴の決闘シーン――本当にスタントなしの実写?スゲー...でも長すぎ――とか,悪くはなかった.でも,ディズニー映画ってエロ避けてて不自然.グロはちょっとあったけど. エログロありのヒロイック・ファンタジーといえば,都筑センセーの1978年作品――『スター・ウォーズ』より早い――『翔び去りしものの伝説』を読了.だいたい,姫君の名前が「ラビア姫」ですから.「「ゼンダ城の虜」を骨格に、「西遊記」を心臓部に選ん」で(曾根忠穂)書かれた,大人のファンタジー.映画化は無理であろう. 都筑本は相変わらず読み続けてて,今は時代伝奇もの『神州魔法陣』に入ったところ.おもしろ狸の金鍔焼きである.欠点は,確かに「うまさが見えすぎるところ」(『チャンバラもどき』解説by矢田省作)なのかも知れない. まぁ,センセーの話は私信とダブるので省略. ここ数箇月,頭の中で朱里エイコ「恋のおとし穴」(1967年のデビュー曲)が鳴り続けてて困ってる――いや,喜んでるのか.朱里エイコはすげぇよ.和田アキコなんて目じゃないね... 数年前,椎名林檎が「白い小鳩」をカバーしてたけど,あれは歌詞が「歌舞伎町の女王」に通底してるからかな...といった話も私信とダブるので省略. 折れた骨は,段々生えてきた. 今日は短いアドリブでお茶を濁しました.
2006/08/02 GESO
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